2014年5月29日木曜日

新しい世界

こんばんは。

今日、・・・といっても日付は昨日のことですが、


ずっとここ3か月ほど購入を悩んでいたジャパンヴィンテージのガラスストーンを
先日、とうとう購入しまして、

今日、そのガラスストーンが手元に届きました。




本来、私の専門は天然石なのですが、

「ジャパンヴィンテージ」という言葉の響きや
このガラスストーンの中に封入された造形美など・・・

いままでの私のガラスに対する世界観を壊してくれるインパクトが大きすぎて、
『すごく気になって仕方ない』というまるで恋をしているような気持ちを抱えつつも、
なかなか購入する一歩手前で躊躇していました。



でも、その躊躇してしまうことにも意味があるようで。

おかげで日本にも欧米に輸出するほどのガラス工芸の技術があることや、
現在、流行するコスチュームジュエリーの以前に、
宝石として大切にされてきたコスチュームジュエリーが流行した時代があったことなど、

いろいろと勉強する時間をこのガラスストーンからいただきました。



また、この機会に新しいパーツ購入に踏み切って新規の仕入れ先との取引を始めたり、
新規の素材を使って、新しい作品への創作意欲を刺激されました。

これまで『天然石は自然のままが一番美しい』と考え、
嫌煙していた「ジュエリーとしての美しさ」について見直すきっかけとなりました。








ガラスでできた小鳥
色鮮やかなガラス製の薔薇の花
ガラスストーンのカボション
天然石のカボションやルース
立て爪仕立てのアクセサリー
アンティーク風のセッティングパーツ
極小キュービックジルコニアの立て爪ストーン
ヨーロッパのヴィンテージチャームや素材
ガラスドーム






さらにそれが別の方向性の作品を生み出す原動力になっていたり・・・

おかげで、カボションやルースといった、
【天然石のビーズ以外の】新しい素材を使ったアクセサリーが今は私の定番となり、
ショップのラインナップも随分と変わりました。







そして、今ではこのガラス製のヴィンテージ作品を収集して、
保存していかなくては!!という義務感さえ抱いています。





「ジャパンヴィンテージ」という言葉は仕入先の売り文句であり、
よいイメージだけを誇張しているかもしれませんが、

でも確実に、このガラスストーンやガラス製品の繊細な美しさは、
今、私の手のひらに乗せて観ることができるし、

確実に機械での大量生産ではない、手作りならではの美しさは存在していてます。






やっぱり職人と呼ばれる一流の手作りは素晴らしいと、改めて思いました。



そして、ふと『やっぱり気になる・・・』、その気持ちがはっきりしたので、
このガラスストーンを購入することに決めたのです。


このガラスストーンで作るアクセサリーは、
私に大きな一歩を経験されてくれた貴重な作品です。

さぁ、いったいどんな方がこのアクセサリーを身につけてくださるでしょう・・・
とても楽しみにしながら、アクセサリーを完成させたいと思います。





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